38年の経験をもとに築かれた、航空機部品の品質保証と挑戦の物作り

こんにちは、私は品質保証部で28年間、航空機部品の品質保証に携わり、さまざまな挑戦的なプロジェクトに取り組んできました。その経験を基に、営業部および生産技術課でも8年間、製品開発や顧客対応にも従事しました。

航空機部品の品質保証

様々な航空機の部品を製造し、特にボーイング787の翼および中央翼の組立検査には、3次元測定器(レーザートラッカー)を駆使して高精度な検査を実施しました。海外の図面を解読し、検査プランを策定し、製品の品質を確保してきました。また、150社の協力会社との連携により、ファブレス企業としての柔軟性と効率性を追求し、品質管理のサポートも行いました。

営業部および生産技術課での挑戦

営業部では、協力工場の特性を生かし、様々な製品の製作検討を行いました。ギア部品においては、納期対応の難しいギア専門メーカー以外の協力工場に製作を依頼し、納期短縮とコスト低減を実現しました。顧客からの依頼に対しては、ゴムや樹脂、金属など異なる素材を協力工場と連携して組み合わせ、加工プランを提案し、顧客の要求に応じて製品を受注してきました。

物作りへの情熱と挑戦

私は物作りが好きで、将来的には世の中に役立つ製品を設計したいと考えています。これまでの経験を通じて、検査に重点を置いた物作りのプランを立て、技術的な挑戦にも積極的に取り組んできました。現在56歳であり、80歳まで働く意欲があります。これからも挑戦と成長を続け、新たな製品開発に貢献したいと考えています。

私の経験と情熱を活かし、さらなる物作りの挑戦に臨みたいと思います。これからも宜しくお願いいたします。

1985年3月、東海工業高等学校機械科を卒業し、同年8月に加賀産業(株)に入社し、品質保証部に配属されました。1991年8月には三菱重工業(株)の認定検査員を取得し、加工外注および購入品の検査を担当しました。2002年8月には品質保証部課長代理に昇進し、2004年1月には加賀産業(株)(本社)営業部に移動し、三菱重工業(株)を担当しました。2010年4月には三菱重工業(株)品質保証部検査員派遣社員としてボーイング翼組立検査に携わり、レーザートラッカー検査員認定を取得しました。2014年4月には加賀産業(株)(本社)生産技術課に移動し、生産技術課立ち上げのリーダーとして活躍しました。2016年4月にはSUBARU品質保証部検査員派遣社員としてボーイング中央翼組立検査に携わり、レーザートラッカー検査員認定を取得しました。2021年3月には大京工業(株)に出向し、ブルドーザのコックピットの水漏れ検査作業に従事しました。2023年8月には加賀産業(株)(本社)営業部に移動し、三菱重工業(株)を担当にて在籍中です。

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